注文住宅の人気の間取り
どんな間取りが人気なの？
ほとんどの人が家づくりは初めての経験だから、悩みや不安はつきもの。間取りを決めるのだって、最初は何から考えたら良いか悩む人もたくさんいるでしょう。
理想の間取りを考える時間は夢が膨らむ楽しいひと時。でも、家族みんなの希望を叶えようと思うと大変で、なかなか意見がまとまらない、ということはよくある話。きっと多くの人が同じような悩みを抱えていたはずです。
では家づくりを実現した先輩たちは、どんな間取りを選び抜いて注文住宅を建てたのでしょうか？
先輩たちの選んだ間取りや人気の間取りを参考にすれば、自分たちぴったりの理想の間取りのヒントが見つかるかもしれませんよ。
1位は、リビング・ダイニング・キッチンを壁で仕切ることなく一つの空間にまとめた「オープンLDK」。 広々と感じられ、家族が集まってのびのびとくつろげる空間は圧倒的人気です。
2位は、ダイニングやリビングにいる家族と向き合う配置の「対面キッチン」。「料理をしながら子どもを見守れる」「1人でキッチンにいても家族と同じ空間にいる感覚」などコミュニケーションの取りやすさも評価ポイント。
3位は、洗面室の一角などにつくる「室内干しスペース」。「共働きだから仕事から帰って洗濯してすぐに干せる」「下着など外から見えない方が安心」といった防犯面からも高評価でした。
また、4位「ウォ―クインクロゼット」、5位「パントリー」、9位「シューズインクロゼット」がランクインしており、家族みんなの洋服や荷物などが一気にしまえる大型の収納スペースは満足度が高いことがわかりました。
10位のワークスぺースは、コロナ禍によりテレワークが増えたことで、必要になった間取りと言えます。コロナが緩和した今もテレワークを引き続き実施している方もいるので、今後も選ばれることが多そうです。
プロが考えた「企画プラン」は模範解答？
みんなに選ばれた人気の間取りには、それぞれ良さがあるはずです。
そんな“人気の間取り”をたくさん取り入れたら、きっと理想的な間取りになるに違いありません。
そこで“人気の間取り”を贅沢に取り入れたプランをご紹介。
全く経験の無い人が、一回で大満足な理想の間取りを考え出す方が奇跡のようなもの。ゼロから考えるのではなくて、企画プランを参考にするのがおすすめです。
企画プランは、住宅会社の商品開発担当者や設計担当者が、今までに蓄積してきた知恵やアイデアを総動員させて考え出した暮らしの参考例。
プロが練りに練って作ったプランを利用し、足し算・引き算してカスタマイズすれば、きっと家族みんなが満足する間取りが見つかりますよ。
長く住むことを考えたら、可変できるってありかも！
子どもが巣立った後、個室は誰も使わなくなって、結局モノ置きになっちゃった．．．なんてことも。
壁だと一生固定して動かせないのは当然。家族が増えたり、趣味が増えたり．．．。
暮らしが変わったら、間取りも変えられたらいいね！
ライフスタイルの変化に合わせて、暮らしやすい間取りにサッと対応できるのが『可動間仕切り収納』。
自分でカンタンに動かせ、空間を自由に仕切ったりして間取りをチェンジできます。
可動間仕切り収納により、オープンな子供部屋を、後からどのようにでも間取りをレイアウト可能に。
子供が小さいうちは広いプレイルーム、大きくなったら個室にするなど、子供の成長に合わせて可変。
子育てが終わったあとも、夫婦で自由に間取りをレイアウトして使用できるマルチ空間です。
まとめ
家族みんなが満足する理想の間取りは、自分たちだけで考えられるものではなく、家づくりのプロへの相談が不可欠です。
漠然としたイメージを伝えた後に、経験に基づく、プロならではの利便性や合理性を追求した提案をしてもらうと嬉しいですね。
「理想の間取り」を考えるのはプロに任せて、「自分たちが新しい住まいでどんな暮らしをしたいか」を話合ってみましょう。